英俳優ベン・ウィショー(Ben Whishaw)さんに関するブログ

2015年10月01日

映画‘Suffagette’に期待してしまう9つの理由


 UK版公式トレイラー

1 サフラジェットとは、女性参政権運動の参加者のこと。狭義には、なかでも戦闘的な運動を展開した女性社会政治連合(WSPU)のメンバーをさす。20世紀初頭の英国で、男性よりも弱く劣った存在とみなされていた女性が、権利を求めて繰り広げたこの運動を、茶化さず真っ向から描いた初めての物語映画として社会的意義がある。

2 映画の中心となるのは架空のキャラクターで、貴族やレディではない労働者階級の女性。彼女たちが先鋭化していく運動に身を投じ、さまざまな犠牲を払ったようすを描いているらしい。

3 監督は‘Brick Lane’のサラ・ガヴロン、脚本は『SHAME -シェイム-』『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』『The Hour』のアビ・モーガン。監督、脚本、プロデュース、あらゆる意志決定の場に女性がかかわった稀有な映画であるという。

4 メリル・ストリープが実在の重要人物エメリン・パンクハーストを演じる。出演シーンはごく短いようだが、脚本のアビ・モーガンとの組み合わせは、ストリープがアカデミー賞主演女優賞を受賞した『マーガレット・サッチャー』と同じ。

5 主演はキャリー・マリガン。こちらもモーガン脚本の映画『SHAME -シェイム-』に出演していて、数多くの賞にノミネートされている。

6 商業映画史上初めて、国会議事堂の建物内での撮影を許可され、ロケを敢行したらしい。

7 ヘレナ・ボナム=カーター、アン=マリー・ダフ、ロモーラ・ガライなど素敵な女優が多数共演。

8 男優陣ではブレンダン・グリーソンと、大好きなベン・ウィショーが出演。インタビューやトレイラーから推察するに、どうやら彼がいままで演じてきた役とは違う感じのキャラクターになっているようで、楽しみでならない。

9 2015年10/57に始まるロンドン映画祭のオープニング作品に選ばれ、UKの一般公開は10/12、US限定公開10/23。10月現在、ロンドンの映画メディア周辺はとっても盛り上がっているらしい。

 いまのところまだ日本公開のニュースは聞こえてこない。あっちではあんなに応援されてるのに……みんなの好きなセレブリティを主人公にしたゴージャスな映画なら、現地での公開前からさっさと決まったりするのに……とネガティヴな気持ちになったりもしたけど、いざ書きだしてみたらこんなに「フック」があるんだし、こういう映画は時間がかかってあたりまえ、大丈夫きっと来るさ、良い子で待とう。

 そういうわけで、各方面におかれましてはよろしくお願いもうしあげます……。

【2016年2月追記】日本の配給会社がついたらしく、2016年公開との情報が出ている。公式発表待ち。楽しみ……!
ラベル:suffragette
posted by rico at 22:18| Comment(0) | 作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月04日

2015年秋のトレイラー祭り・出演作品情報まとめ

 2015年の秋に突入して、アワードシーズンをにらんだ出演作品のトレイラーが続々と公開されつつある。主演作ではなく助演が多いようだけど、なぜ彼がそれを選んだのか想像がひろがるような、個性的な話題作が多いように思う。自分メモとしてまとめておく。

Suffragette
UK版トレイラー

US版トレイラー

 サラ・ガヴロン監督。20世紀初頭の女性参政権獲得運動に身を投じた労働者階級の女性たちを描く。キャリー・マリガン主演。ヘレナ・ボナム=カーター、ブレンダン・グリーソン、アン=マリー・ダフ、メリル・ストリープ。ベン・ウィショーはヒロインの夫ソニー役。

 10/57ロンドン映画祭の開幕作品。
 9/4テルライド映画祭ワールドプレミア
 UK公開10/12 http://www.suffragettemovie.com/
 US公開10/23 http://www.focusfeatures.com/suffragette
 日本公開未定。

The Danish Girl

 トム・フーパー監督、黎明期の性別適合手術を受けたトランスジェンダー女性であるリリー・エルベ(アイナー・ウェゲナー)と妻のゲルダ・ウェゲナーの実話をもとにした物語。
 エディ・レッドメインがリリー、アリシア・ヴィカンダーがゲルダを演じる。ベン・ウィショーは女性としてのリリーと出会う男性ヘンリク役。
 
 9/5第72回ヴェニス国際映画祭でワールドプレミア
 US公開11/16 http://www.focusfeatures.com/the_danish_girl
 UK公開2016年1/1 http://www.thedanishgirl.co.uk/
 日本公開未定。東宝東和の配給で2016年日本公開決定!

The Lobster

 ヨルゴス・ランティモス監督。ディストピアな未来、「ザ・タウン」のルールにより、シングルの男女は捕えられて「ザ・ホテル」に送られ、45日間のうちにパートナーを見つけないと任意の動物に変えられ森に放たれてしまう。
 コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ、オリヴィア・コールマン、レア・セドゥ、ジョン・C・ライリーなど出演。ベン・ウィショーの役は「足を引きずった男(Limping Man)」。 
 5月に第68回カンヌ国際映画祭に出品され、審査員賞受賞。犬の演技を表彰するパルム・ドッグ賞の審査員賞も受賞。
作品プレスリリースにはベンのコメントもあったり、インタビューやプレスカンファレンスの動画もいろいろ。
 UK公開10/16 https://www.facebook.com/Lobsterfilm
 日本公開はきまっているみたいだけど、時期など詳細は未発表。

London Spy

 他作品とのまとめトレイラー。単独の予告映像もそろそろ出てきそう。過去にまとめたエントリ
 BBC2にて10月放映開始。
 BBC America公式 http://www.bbcamerica.com/london-spy/
 日本放映未定。

Spectre

 007シリーズ最新作。10/26ロンドン・ワールドプレミア
 UK公開11/6 http://www.007.com/
 日本公開12/4 https://www.facebook.com/JamesBond007JP

 来年春から夏にかけてブロードウェイの舞台に出ることがきまっているけど、日程・キャスト以外の情報はまだ。そろそろ映画の主演も希望。
posted by rico at 19:46| Comment(0) | 作品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする