2018年公開予定? のディズニー映画『メリー・ポピンズ・リターンズ(原題)』にマイケル・バンクス役で出演している。
http://www.imdb.com/title/tt5028340/
imdbの作品情報
http://www.playbill.com/article/everything-we-know-about-mary-poppins-returns
アメリカの演劇情報サイトPlaybillによるまとめ、『メリー・ポピンズ・リターンズ』についてこれまでにわかっていること。2017年3/25付の記事で、その後もちょっと動きはあったけど……。
1964年の映画『メリー・ポピンズ』の続編(「リメイク」ではない)。監督はロブ・マーシャル、プロデューサーはジョン・デルーカ、マーク・プラット。脚本はデイヴィッド・マッギーがP・L・トラヴァースの原作をもとに手がける。
主演のメリー・ポピンズ役はエミリー・ブラント。共演にリン=マニュエル・ミランダ、エミリー・モーティマー、メリル・ストリープ、アンジェラ・ランズベリー、ジュリー・ウォルターズなど。
マーク・シャイマンとスコット・ウィットマンが新曲を書き下ろす。ミュージカル映画である。
「2018年クリスマス公開」予定。imdbによると日米は同時公開で12/25になっているけれど、信じていいのか……? 撮影は2017年の2月から行われたらしい。ロンドンの街頭で撮影中のようすがタブロイドで報じられたりもしている。
前作の25年後、1930年代「大恐慌時代」のロンドン。成長したマイケル・バンクスは、三人の子どもとともにさくら通り17番地の家に住んでいる。家族を亡くした彼らのもとにメリー・ポピンズがふたたび現れる。彼女の魔法と友だちの点灯夫ジャックの助けで、一家は失われた人生の喜びを取り戻していく。(公式のあらすじ概要)
http://ew.com/movies/mary-poppins-returns-exclusive-first-look-photos/light-the-way
「エンターテインメント・ウィークリー」誌2017年6月16日号で、プロダクション写真が独占公開された。
点灯夫ジャック役に『ハミルトン』『モアナ』のリン=マニュエル・ミランダ。こちらもとても楽しみ! かつて、前作の煙突掃除バートの見習いだったという設定。そのバート役ディック・ヴァン・ダイクもカメオ出演しているらしい。
That's the lovely Ben Whishaw aka Tobi's boyfriend pic.twitter.com/2iju5vvwDr
— Lin-Manuel Miranda (@Lin_Manuel) 2017年5月16日
マイケルとジャックが深くかかわる場面があるかどうかは現時点で不明ながら、撮影現場でミランダ家の愛犬トビーさんとはだいぶ仲良くなったらしいようすがリンマニュエルさんツイッターに。可愛い……かわいい……。
The Banks children are back! See what they've been up to when #MaryPoppinsReturns: https://t.co/Sv50NedX2g pic.twitter.com/k8bTKlKDCM
— Entertainment Weekly (@EW) 2017年6月9日
EWの記事のほうでは、バンクス家の状況についてかなり詳しいところが書いてある。ジェーン役エミリー・モーティマーとベン・ウィショーも自分のキャラクターについてコメントしている。(以下、話のねたばれもたくさん)
マイケルは父の背中を追うように、銀行(頭取役はコリン・ファース)で働いている。ジェーンはひとりで暮らしており、「イングランドで不当な低賃金で働く人びとの権利を守る」社会活動に熱中している(参政権運動家だった母の影響だろう)。
銀行家だが心は芸術家のマイケル。妻を若くして突然亡くしてしまう。三人の子どもをひとりで育てることになったために憔悴し、大人としての大切な責任を果たしそこねて家を失うかもしれない事態に。
ベン・ウィショーのコメントより。「自分ひとりで三人の子の面倒をみるのに必死で、イギリス人らしく厳格でいようとしている。ストレスも不安も表に出さないように。でも、何もかも悪いほうへ転がってしまう」また、子役の演技やキャラクターを絶賛し、「これは、子どもたちがいかに小さなおとなになってマイケルの面倒を見てきたかについての映画じゃないかと思う。そのことに彼は気づいてないのだけど」
私見、エミリーのコメントや記事本文と合わせると、なんだかマイケルが主人公のようにも読め……いやいや、まだまだ本編の具体的な内容はわからない。これからこれから。いずれにせよ、「かつて子どもとして前作に親しんで育ち、おとなになった」観客が楽しめるように考えて作っている気配は伝わる。
劇場で見るのを楽しみに、あまり周辺情報を知らないようにしておこうかな……と思いながら、ついつい誘惑に負けて探しに行って読んでしまう。だって公開日が遠すぎるし楽しみすぎる。
おまけ。ジェームズ・コーデンのテレビ番組企画「横断歩道・ザ・ミュージカル」atロンドン、メリー・ポピンズwithベン・キングズリー編。だいすき。